第5回: これからを見据えて 長時間夜勤の生活性リスク

POINT
●長時間夜勤で看護師の4つの生活調整から解放されない
●圧縮勤務として長時間夜勤をみる
●長時間夜勤で連続休暇が増えない
●小回りのきかない長時間夜勤

看護師の生活リスクと生涯リズムリスク

生涯リズムリスクとは

 昭和23(1948)年公布の保健婦助産婦看護婦法が,平成15(2003)年3月に保健師助産師看護師法と改正されて,看護婦が看護師と称されるようになりました。看護師と名前が変わったことは,看護婦の女性的でかつ献身的なイメージが,少なくとも言葉上ではなくなったということです。しかし,変わらず看護師たちは,労働と生活の二重リスクに悩まされているのです。 

 また2006年度の診療報酬の改定で,入院基本料の区分に7対1看護が導入されました。世のなかの就職状況は買い手市場なのに,看護師はこれまで以上に売り手市場になり,病院の間で看護師争奪騒動が起こりました。病院側としても,看護師を獲得した病院はホクホク顔になり,看護師を獲得できなかった病院の悲痛な顔をしている姿がマスコミでも報道されました。でも,7対1看護で看護師が増員になった病院も手放しでは喜べなかったと聞きます。なぜなら,増員したとたんに,妊娠をする看護師が急に増えて,結局,実際に働ける看護師は,7対1看護を取得する前と変わらなかったとされるからです。

 つまり,これまで看護師は日々の仕事の多さに対する人員不足を認識していて,「職場の仲間に迷惑をかけてはいけない」と,授産制限をしていたというわけです。なんとけなげなんでしょう!

 これらのことを考えると,看護師の労働,とりわけ看護師の勤務のなかでもっともツラい夜勤を考えるときもまた,看護師の多くが女性であるリスクから目をそらしてはいけません。好むと好まざるとにかかわらず,看護師の女性としての生活リスクを計画的に考える必要があるのです。

 筆者はこのようなリスクを,一生のなかで生じる生活リスクという意味で,生涯リズムリスクと呼んでいます。こんなことを書くと,単身の看護師からは「私には関係ないわ」とそっぽを向かれてしまうかもしれません。でも,介護はどうでしょう。将来的には老親の介護が独り身の看護師の双肩にかかってくるはずです。そのときは,おそらく看護師としてのキャリアが職業人生のなかでも絶好調なときでしょうから,やっぱり仕事とのバランスの関係のなかで,自らの生涯リズムリスクを考える必要が出てくるはずなのです。

看護師の4つの生活調整

 以前から看護師は,あれかこれかの二者選択で生活リスクを軽減させてきました。労働科学研究所の酒井所長は,看護師の生活をていねいに調べて,看護師の4つの生活調整の仕方表1のようにまとめました1

表1 看護師の生活調整
1.何はさておいても,これだけはする
2.こういうことはやらない,あきらめている
3.することはするが,ためておいて後でまとめてする
4.かわりものですます。かわりの人に頼む
酒井,1985を改変

 まず看護師は,物事の選択の際に,最低限やらなければいけないことを決めるといいます。それが何をさておいても,これだけはするということです。睡眠や食事がこれに該当します。

 次に,やりたいと思いつつも,やれないと思われることは,無理にやらない傾向があると指摘しています。たとえば習い事がそうで,こういうことはやらない,あきらめているの分類に入ります。単身の看護師が望む交際もここに分類されてきます。

 さらに,することはするが,ためておいて後でするです。これは,する必要の認識はあるのですが,緊急性が低い行為の場合に当てはまります。食事の片づけや,掃除,洗濯がこれにあたります。少々,台所や家が汚くても,病気にはならないという発想ですね。

 最後は,かわりのものですます,かわりの人に頼むです。疲れているときは,三度の食事も,自分が無理をして手料理を振る舞うことはせず,店屋ものやコンビニで済ましてしまうということです。また看護師は頼み上手です。子どもの保育園の送り迎えも,看護師の家庭は家族親戚総動員というケースはめずらしくありません。

 ですから看護師は,このようなあれかこれかの生活に別れを告げて,ゆっくりとした休日が欲しいと常々,思っているわけです。そんな看護師たちに,「魅力的な働き方だよ」と誘惑してくるのが,16時間夜勤なのです。

 でも16時間夜勤は,ほんとうに生活調整にとって魅力的な勤務編成なのでしょうか?

16時間夜勤としての圧縮勤務の誘惑

16時間夜勤=休日を動かさなければ生じない圧縮勤務

 第1回では,看護師の間違った3交代が,圧縮勤務という方法で成り立っていることに触れました。そこでは,圧縮勤務とは勤務の組み合わせに関して一部の勤務間隔時間は短くして,一部の勤務間隔は長くする方法であり,それが日勤→深夜に代表される反生理学的な逆循環のシフトの組み合わせであると説明しました。実は,16時間夜勤とは,圧縮勤務の親分なのです。なぜなら,たとえば日勤→深夜の圧縮勤務は,「勤務の間の休息時間をズラしただけで生じる」のに対し,16時間夜勤の圧縮勤務は「休日をも動かさなければ生じない大きな圧縮勤務」だからです。

 そこでまず,この16時間夜勤を成り立たせている圧縮勤務について詳しく見ていきましょう。

 図1を見てください2。左側が通常勤務モデル,右側が圧縮勤務モデルを示しています。通常勤務モデルは,1週間を日勤(8-16時)→準夜勤(16-24時)→休日→深夜勤(24-8時)→休日→日勤→日勤と勤務するモデルです。最もツラい深夜勤の勤務間隔時間は,次の勤務が休日を挟んだ日勤なので48時間です。

図1 圧縮勤務としての16時間夜勤(佐々木ら,1999を改変)

 一方,右の圧縮勤務モデルは,通常勤務モデルの深夜勤と,その2日前にある準夜勤をくっつけて連続夜勤にします。これで16時間夜勤ができ上がりました。その次に,通常勤務モデルの準夜勤と深夜勤に間にあった休日を深夜勤の後にある休日にくっつけます。そうすると,深夜勤の後の勤務間隔時間が72時間になるわけです。72時間引くことの48時間ですから,圧縮勤務モデルでは深夜勤後に24時間の勤務間隔時間が増えたわけです。

 したがって16時間夜勤は大変ツラいかもしれませんが,夜勤後の勤務間隔時間が長くなり,その間に若い看護師には,習い事や交際がたっぷりでき,結婚,子育て世代の看護師には,妻として恥じない家事,親として後ろ指をさされない育児ができ,介護エイジの看護師については,子として悔いのない介護ができる,と誘惑するわけです。

夜勤条件を変えても休日回数は変わらない

 では実際にはどうなのでしょう。そこで表2から表4に示したのが,看護現場で8時間夜勤と長時間夜勤の12時間夜勤と16時間夜勤の生活への影響を調べた厚生科学(現厚生労働科学)研究の結果です3

表2 夜勤条件別1か月の休日回数
夜勤条件 総数平均回数 
8時間  35811.2
12時間    30810.6
16時間    35310.4
厚生科学研究,2000を改変

 まず,表2を説明しましょう。表2は,長時間夜勤と休日の関係を示しています。一目見ればわかるように,実は,これら3つの夜勤の1か月間の平均休日回数は,ほとんど差がないのです。その理由は,12時間夜勤や16時間夜勤の圧縮勤務の成り立ちが,労働時間をまったく減らさないで,ただ単に勤務と休日の組合せを変えただけだからです。ですから,一般に16時間夜勤を勧める管理者は「16時間夜勤は,8時間夜勤より休日が増えるのよ」と誘惑することが多いのですが,正確には間違いであって,休日が増えるのではなく,夜勤後の勤務間隔時間が増えるだけなのです。

 ちなみに第2回で触れたように,そもそも8時間3交代での夜勤の人員配置の多くは,準夜2人,深夜2人の合計4人でしたが,16時間夜勤は1人減って3人になっているわけですから,仮に同じ作業量で16時間夜勤を行なったとすると,8時間夜勤のときよりキツくなるはずなのです。

夜勤後に連続休日がとれる?

 また同じデータを使って,夜勤条件別に1か月の連続休日回数を調べたのが表3です。

表3 夜勤条件別1か月の連続休日回数
夜勤条件 n1日2日3日4日以上
8時間   242156回
64.5%
69回
28.5%
9回
3.7%
7回
2.9%
12時間   200143回
71.5%
30回
15.0%
17回
8.5%
10回
4.1%
16時間   228152回
66.7%
40回
17.5%
28回
12.3%
7回
2.9%
厚生科学研究,2000を改変

 表を見ると,8時間夜勤では週休3日がとれるのは3.7%に過ぎませんが,12時間夜勤では8.5%に,さらに16時間夜勤では12.3%に増えていることがわかります。ですから,職場の管理職がニコニコ顔で言うように,16時間夜勤は連続休日が増えるメリットがあります。ただし,これも注意が必要ですが,これらの3連続休日は必ずしもツラい夜勤後に与えられているわけでないということや,休日が1日しかない単独休日は,8時間夜勤(64.5%)でも12時間夜勤(71.5%)でも,さらには16時間夜勤(66.7%)でも,最も多いことを忘れてはいけないでしょう。

連続休暇で疲れを回復?

 では,16時間夜勤では,仮に連続休日が増えたとしても,有効に使われているのでしょうか? それを見たのが表4です。

表4 単独休日と2連続休日の社会文化的活動
夜勤条件単独休日
日ー休―日
(n=107)
2連続休日
日ー休ー休ー日
(n=39)
8時間26.2%33.0%
12時間31.8%37.7%
16時間33.9%28.5%
厚生科学研究,2000を改変

 単独休日は日勤-休日-日勤,連続休日は日勤-休日-休日-日勤について,社会文化的活動を,8時間夜勤,12時間夜勤,16時間夜勤で比べています。表をみてください。8時間夜勤と12時間夜勤は2連続休日の社会文化的活動の比率が単独休日より増えています。8時間や12時間夜勤は,連続休暇の効果があるわけです。一方,16時間夜勤では,単独休日が33.9%ですが,2連続休日は28.5%ですから,ナント! 社会文化的活動の割合は,減っているではありませんか。結局,連続休日があっても16時間夜勤では,社会文化的活動には使われていないということです。つまり16時間夜勤看護師は,夜勤シフトが直前にないにもかかわらず,2連続休日に屋外に出ず,疲労回復に休日を費やしている様子が窺われるのです。

 でも実は,屋外に出て気分転換することは,長時間夜勤看護師にとっては,とても重要なことなのです。それを示すデータを紹介しましょう。

 図2は16時間夜勤看護師にとって屋外で楽しみながら活動をすることがいかに重要かを強調した労働科学研究所の松元研究員の研究成果です4。彼は16時間夜勤を行なっている看護師が慢性疲労に陥りやすいことに着目して,慢性疲労に陥らない対策を探りました。その際,慢性疲労に陥った看護師がどのような消極的な活動を行なっていたかを調べたのではなく,慢性疲労に陥らなかった看護師が,どのような積極的な活動を行なっていたかを調べたのです。このような方法を健康生成論”的アプローチといいます5

図2 慢性疲労得点と「楽しみの活動がある」とした16時間夜勤看護師(松元,2009を改変)

 図は,慢性疲労得点が高い看護師から低い看護師を4段階にわけて分析しています。その結果,慢性疲労得点が低い16時間夜勤看護師では,とりわけ休日での屋外の“楽しみで行なっている活動”の比率が高いことがわかりました。したがって大変矛盾するのですが,疲労度が高い16時間夜勤の看護師こそ,屋外で行なう楽しみを見つけなければいけないということなのです。

 16時間夜勤は,連続する労働時間が8時間夜勤の2倍,しかもとてもツラい深夜勤を含んでいるので,疲労が回復するのに非常に時間がかかります。そんな看護師に2連続休暇だから,「屋外に出て楽しもう!」と訴えても,1,2回は「連続休日だ!」という過大な期待感があるので,疲れていてもやりたかった(たとえば美容エステ!)ことや,行きたかった場所に行く(たとえばディズニーランド!)ことに費やすかもしれませんが,そんなことを繰り返していると,いずれお金も続かなくなり,それに何よりも疲れが回復しないために,場合によっては看護師を辞めることになりかねないのです。

準夜勤時刻帯にとっての生活性の意味

“小回り”の利かない16時間夜勤

 そもそも,16時間夜勤が生活にとってリスクが大きいのは,まず生活調整をする上で8時間の短時間夜勤よりも小回りが利かないことです。たとえば自分が健康を害したときがそうです。8時間夜勤と16時間夜勤では,病気がちの場合,勤務に向かう緊張感が違ってきます。たとえ16時間を我慢して働いたとしても,それが終わったときの脱力感は並大抵のものではありません。また子どもが熱を出した場合を考えてみてください。8時間夜勤なら8時間後には看病ができますが,16時間夜勤では16時間後にしか看病ができないのです。

睡眠調整できないリスク

 次に,看護師は,常に睡眠不足状態に置かれています。前述したように,看護師の4つの生活調整の第一番は「何をさておいても,これだけはする」でした。その中身といえば,睡眠でしたよね。でもその睡眠は,生きるための最低限の睡眠なのです。では,看護師は残りの不足した睡眠をいつ補っているのでしょうか? それを示したが表5です。これはオーストラリアのクリソールド博士の研究成果です6

表5 生涯を通して準夜勤時に睡眠調整をする8時間3交代看護師
生涯
リズム
平均値シフト
日勤
(0700-1430)
準夜勤
(1400-2230)
深夜勤
(2230-715)
休日
独身7時間59分7時間10分9時間34分5時間47分8時間30分
既婚
(子なし)
7時間49分7時間14分8時間19分6時間18分8時間21分
既婚
(子あり)
6時間57分6時間55分6時間39分5時間03分7時間49分
Clissoldら,2002を改変

 彼女は,8時間の日勤(7時-14時30分),準夜勤(14時-22時30分),深夜勤(22時30分-7時15分)の3交代制をとっている看護師の交代シフト別(日勤,準夜勤,深夜勤)と生涯リズム別(独身,既婚子なし,既婚子あり)の睡眠調整を検討しました。

 その結果,単身の看護師は休日を含んでももっとも準夜勤の睡眠時間が長く,既婚で子どもがいない看護師では,休日に次いで準夜勤時で最も長いことが明らかになりました。また既婚で子どもがいる看護師は,単身の看護師や子どもがいない看護師よりも睡眠時間が短かったのですが,休日を除けば,日勤と準夜勤の睡眠時間は変わりませんでした。このことは,生涯リズムを通して8時間夜勤看護師が準夜勤に睡眠調整をしていることを現しているという結果です。

 したがって,16時間夜勤は,準夜勤に深夜勤を加えて16時間とするので,準夜勤時に長い睡眠時間をとるような睡眠調整ができないというリスクが生じるわけです。

準夜勤帯の大切さ

 またこの準夜勤の時刻帯は,生活性にとってもっとも重要な時間なのです。たとえば,常日勤者にとっては,仕事の疲れを癒すアフター5の時間であり,子どもや家族にとっては楽しい夕食や語らいの時間であり,個人にとっては1人っきりになれる休息の時間であるわけです。ですから,たとえ交代勤務を行なっている看護師個人やその家族にとっても,この時刻帯は常日勤者と同じように社会的に重要な時刻帯となっているのです。

それを如実に反映した事件が北欧のフィンランドで起きました。当時,フィンランドでは,公共機関の窓口業務を延長してほしいという市民の要求と労働時間を長くはできないという労働者の抵抗にどう折り合いをつけるかを模索していました。それに答えたのが,表5に記したフィンランドの社会学者セッパネン博士の6+6制度という労働時間制でした77。

 この制度は,まず市民の要求の窓口時間を8時間労働から4時間延長して12時間(9-21時)とします。次に公共機関で働く労働者の労働時間を,9-15時,15-21時の6時間2交代制にして,労働時間を8時間労働から2時間短縮したのです。これによって窓口時間を延長して欲しい市民と労働時間を短くしたい労働者双方の要求にかなうことになりました。

 しかしながら,この方法は実現しませんでした。その理由は,フィンランドの公務員は女性の比率がとても高いので有名ですが,その女性公務員が2番目のシフトである15-21時のシフトは,家庭生活の責任が果たせないという理由で拒否したからだと言われています。このことは,労働者の生活性にとっては,時間ではなく,時刻がいかに大切かということを物語っているのです。

 結局のところ,16時間夜勤の生活性のリスクは,生活の時刻性を無視して,時間で無理やり辻褄を合せようとしているところにあるというわけなのです。(2011年執筆)

  1. 酒井一博:看護婦の生活調整の四パターンについて考える,酒井一博,植月秀子編著:ナースステーション午前3時─夜の患者を守る看護婦たち,あゆみ出版,p.262-266,1985. ↩︎
  2. 佐々木司,酒井一博,上野満雄:看護職員の労働負担と健康影響に関する調査結果─8時間夜勤と16時間夜勤の労働負担,自治体安全衛生研究,19:p.66-74,1999.全衛生研究,19:p.66-74,1999. ↩︎
  3. 酒井一博,前原直樹,山崎慶子,宮腰由紀子:種々の交代勤務が看護婦の生活時間に与える影響の研究,看護婦の交代勤務制の改善に関する研究,平成11年度厚生科学研究補助金,政策科学推進研究事業報告書,p.39-63,2000. ↩︎
  4. 松元俊:慢性疲労に陥らない労働者の特性を探る試み,労働の科学,64(8),p.478-480,2009.註:看護師はそもそも慢性疲労に陥りやすい職種です.慢性疲労は,睡眠不足,時間障害(chronodisruption;Erren, 2003),情動負担によって生じますが,とりわけ情動負担の解消には屋外での楽しみが大切なのです. ↩︎
  5. アーロン・アントノフスキー,山崎喜比古,吉井清子監訳:健康の謎を解く─ストレス対処と健康保持のメカニズム─,有信堂,2001.註:健康生成論とは,たとえばアントノフスキーは,強制収容所からの生還者の更年期女性の不健康率が,対照群の5割に比べて2割高い7割だった1970年代のイスラエル調査を引き合いに出して,「全員が健康を悪くしても不思議でないほど過酷でトラウマティックな経験をしているにもかかわらず,なおも3割の女性が精神的に健康であった」として,その3割の健康な人は,どうして健康を保てたのかを研究するアプローチとしています. ↩︎
  6. Clissold G, Smith P, Accutt B, Di Milia L. A study of female nurses combining partner and parent roles with working a continuous three-shift roster:the impact on sleep, fatigue and stress. Contemp Nurse 2002;12(3):294-302. 註:クリソールド(Clissold)博士は,2001年に神奈川県の葉山で開催された第15回国際夜勤交代勤務シンポジウムに,生後数カ月の子どもをベビーシッターとともに連れて来日したというエピソードを持つツワモノの学者です. ↩︎
  7. 佐々木司:ダイジェスト─24時間社会と新世紀ワークショップ,労働科学研究所,ワークサイエンスリポート No.30,p.1591-1592,2000.註:本冊子は2000年にストックホルムのノーベルフォーラムで開かれたシンポジウムを紹介したダイジェスト版です.夜勤交代勤務を労働時間制度の中で捉えようとした意欲的な国際シンポジウムで,生理学者,心理学者,社会学者,経済・法学者などが参集して行なわれました. ↩︎