新装版 マーガレット・ニューマンの理論に導かれたがん看護実践

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

編著:遠藤惠美子・三次真理・宮原知子

体裁:B5判/158ページ

ISBN978-4-910759-43-2

2025年11月中旬発売


 

内容紹介

好評既刊が新装版として復刊

ナースの見方が変わり,ケアが変わり,患者・家族に違いが生まれる!

がん患者への日常の看護ケアの中に,ニューマンの「健康の理論」に基づく看護師とのパートナーシップを取り入れ実践していけるよう4つのステップで解説します。

マーガレット・ニューマン理論を実践に導入するために最適の一冊です。

目 次

第3版の序
第2版の序
初版の序

序 いま,がん看護に求められているもの   

I  理論編

マーガレット・ニューマンの看護理論とは?      

看護理論は目的的なケアを可能にする      

典型例:ニューマン理論をがん看護実践に導入する         

Ⅱ 実践編

患者と家族,そしてナースの拓かれた関係性の中で違いを生みだす

 ナースは自己のセンターに立ち,患者・家族と向き合う          

ナースが自己のパターンをを認識すれば,がん患者・家族への見方が変わる

 見方が変われば,アセスメントが変わり,ケアも変わる          

ナースは,患者・家族のパターンから,そこに映し出されている意味をつかむ   

 重要なことは,パターンを感じとるナースの感受性             

ニューマン理論に導かれた臨床実践の試みから見えてきたこと

 部分は全体を映し出しており,全体には部分が宿っている        

生きることに意味があるように,死ぬことにも意味がある

 生と死のあいだで,繋がっていく家族のパターンの開示          

Ⅲ プラクシス編

ケアリング・パートナーシップのケアに踏み出す         

 あの患者・家族の助けになりたいというモチベーションが第         

患者・家族のパターンを表象図に描く          

 自分のパターンを認識するには,他者の助けがいる             

乳がん体験から新しい自分らしさと生き方を獲得したAさんと私のかかわり

 典型例:ケアリング・パートナーシップのプロセス              

がんとともに生きることに苦悩する患者とのケアリング・パートナーシップ

 ナースが自己の価値観を手放し,パートナーシップの関係性にゆだねれば,すべてが拓け,意味が現れる                                   

力になりたいのに,どうしてもパートナーシップが組めない!!!

 もっと柔軟性に富むことが必要な自己のパターンへの気づき            

IV 応用編

禁煙したいがそれができない看護学生と看護教員である支援者とのパートナーシップ 

 禁煙だけではなく,学習習慣,食習慣,友人関係など学生の生活全体の変容                      

がんサバイバーと家族による生活習慣立て直し対話の会

 生活習慣について語り聴き合うことから,自分のパターンに気づき合う 

ナースががんと生活習慣の重要性に気づき,実践に導入する

 学びを通して,患者・家族の生活習慣のパターンが見えてくる

V  学習会の勧め     

さあ,ニューマン理論に導かれた実践と研究へ踏みだしましょう 

おわりにかえて 看護実践に看護理論がなぜ必要か

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る