外口玉子さんの最新刊『外口玉子の仕事世界 六十年』が2月14日発売になります。
書下ろしの本書第一部で外口さんみずからがおっしゃるとおり,本書は“戦後民主主義”の申し子である著者が,粘り強くその理念をもとに保健師としてまた看護師として人に向き合い,いま,このときの場における相互作用を流さずに見据え,行動につなげてこられた様をお伝えするものです。
外口さんが“戦後民主主義”を通してみずから価値づけた確信とは,人の差異を認め合い,ともに生かし生かされる関係というものではないでしょうか。優劣の型にはめるような所作を決して行うものではありません。読み手である私たち一人ひとりが外口さんの仕事世界から発見するものに,弊社として期待を込めて刊行いたします。
お近くの書店にてご予約ください。また弊社サイトからご予約いただけましたら,発売日に発送いたします。