「オン・ナーシング」第16号の表紙・目次の準備が整いましたのでご案内いたします。今号も,“早くお読みいただきたい内容”に仕上がりました。
西暦の区切りから5年間ズレた「昭和」という年号。歴史をとらえるときに西暦よりも整理しやすいのではないかと感じたのは平成に入ってからのことでした。昭和元年から100年目の今年,「オン・ナーシング」は表紙イラストの原田俊二さんにより毎号,100年の暮らしの歴史をミニチュアにして描いていただきます。おたのしみに。
■巻頭企画
総合診療医ドクターG 医療現場の話題を語る〈後編〉 徳田安春+玉木千里
今,注目してほしいPFAS(有機フッ素化合物)
■看護時鐘 川嶋みどり
看護師の主体性を発揮したケアがもたらすもの
■「秘そやかに進んでいくこと」と私たちの責任 梨木香歩+川嶋みどり
第八便
■寄稿
「往復書簡『秘そやかに進んでいくこと』と私たちの責任」に寄せて 守屋治代
■新刊『ジョアン・アシュレイのフェミニスト看護論』刊行記念インタビュー 中木高夫さん
対立の歴史を紐解くことからはじまるフェミニスト看護〈前編〉
■あなたの心に低くうなるように鳴り響け! 武久ぶく+村松静子
第15回 批判批評するのは誰でも出来る
■看護における食事援助・支援と私 中尾理惠子
第6回 日常の「食事」について考える その1
■ボイシズ・オブ・アス 徳永 進
ハンセン病療養所の今とこれから 入所者数,大きく減少
■オン・ナーシング・プラティス 美須賀病院の実践 重見美代子+芝田悦子+石丸千賀子
関連論考 再び夢みる看護実習 山本万喜雄
■リレー連載 あのころから 茂野香おる
第5回 看護師の専門性はここにあり!
■いまこそ看護の本質を! 看護技術教育に対する意識改革への挑戦 梅川奈々
第4回 部分介助の見極め
■メッセンジャーナースからのメッセージ 小濵智代子
第16回 社会の中のひとりの「人」として,看護師という職業に従事する一人の「ひと」として思うこと
■青壮年期の人々のwell-beingにつなげるプレコンセプションケア 小田しおり+小島明美
第5回 看護職の労働環境と健康,管理者としての想い,願い
■イチホのカンゴ! 児童相談所イチジホゴショになぜ看護師が必要か 三浦ユカ+狩野浩二
第5回 感染症の嵐 一時保護所の現場で見た課題
■新人介護職の応援 伊達哲也
第15回 危険信号を感じたら無理せずに……
■a writing life Peter-John
第7回 『無人島のふたり』
■固定チームナーシング研究会地方会だより
北陸地方会/中国四国地方会/長崎地方会/東北地方会
■研究論文
「探究的学習」理論への誘い―看護学分野における活用可能性 松本赳史
■投稿 はじめての臨地実習における学生の体験―教員と臨地実習指導者の働きかけに焦点をあてて[後編] 西鶴理恵+竹下美咲+宮城恵里子
■読者のページ
公益社団法人長崎県看護協会県央支部研修会「て・あーての実践」報告 中尾理惠子